今や誰もが利用しているサブスクリプションサービス。
独占配信の増加とお試し期間の無料や大幅な割引などに引かれ、ついつい多くのサービスに加入してしまうことは「サブスク貧乏」と呼ばれる問題を引き起こすことがあります。
この記事では、サブスク貧乏から脱出するための具体的な方法を紹介します。
色々なサービスを試してきた僕が予算を守り、必要なサービスを選ぶコツをお伝えします。
サブスク貧乏が生まれる理由
現状維持バイアスというマーケティング用語はご存じでしょうか?
現在の状況からの変化を避け現状維持を選ぶことを指します。
サブスクリプションサービスを無料期間が過ぎても使い続けてしまうのは、この心理が働いています。
無料期間内に解約しなきゃと思いつつもこのサービスが使えなくなることによる変化を心理的に回避しようとします。
サブスクリプションサービスに無料期間がある理由は、こういったマーケティング心理学が用いられていることを念頭に置いてくださいね。
サービスの整理と見直し
利用していないサービスがないか、まずは見直しを行いましょう。
ついつい惰性で見落としがちなクレジットカードの明細を確認し、今どれだけのサブスクリプションに加入しているのか洗い出しをします。
そして金額を合算した上で、月々自分がいくらサブスクにお金を使っているのかを確認します。
何年も前に登録して1度だけ使ったものに
ずっと課金し続けていたのを知ったときは
かなりショックでした。
サービスの重複を避ける
同じような機能を提供するサービスに重複して登録している場合、片方を解約することで支出を削減できます。
例えば、音楽ストリーミングサービスや動画プラットフォームに重複がないか確認しましょう。
同じカテゴリーのサービスでも、提供するコンテンツや機能が異なります。
他のサービスが同じまたはそれ以上のコンテンツを提供している場合、代替サービスへの移行も検討してみましょう。
例えば僕は、海外のサッカー観戦が趣味なのでU-NEXTに加入しているのですが
動画配信サービスと電子書籍の利用ができるのでKindle Unlimitedを解約しました。
他にも音楽サービスとストリーミングがセットになったプランを提供しているサービスがあります。
これらを利用することで、合計金額を抑えつつ複数のサービスを楽しむことができます。
また、同居家族がいる場合には規約に則った範囲でアカウント共有することで世帯支出を減らせます。
ぜひ家族ともサブスクサービスのすり合わせをしてみてください。
予算の設定と管理
今入っているサブスクリプションを洗い出した上で、毎月の使う予算を明確に設定し、それを守るようにしましょう。
本当に必要で利用頻度の高いものだけに絞ればかなり節約できます。
毎月の収入に見合った範囲でサービスを利用することが重要です。
1個加入したら1個解約するなど、予算単位でコントロールしていきましょう。
今まで月々1万円以上使っていたので
月5000円までを目安にしました。
サービスの解約手続きを進める
解約すると即時使えなくなるサービスだと解約期限ギリギリまで粘りがちな解約手続き。
結局忘れて翌月も課金されてしまい、無駄な出費につながります。
来月からの予算に組み込まれてないサブスクは即座に解約手続きを行いましょう。
契約は簡単なのに解約は面倒な手順があったりして後回しにしがちなのですが、
サブスク貧乏脱却を決意した今、変化を恐れず全て一掃してしまいましょう!
サブスク貧乏からの脱出は、冷静な予算管理と必要なサービスの選択が鍵となります。
これらの方法を実践することで、より賢くサブスクリプションサービスを利用し、経済的な健康を保ちましょう。