- 初めての富士山登山で、どのような準備や注意点があるかわからない
- 富士山の高山病について心配している
- 富士山初心者が、どのようなコースを選んだらよいか悩んでいる
富士山一度は登ってみたいですよね。
富士山は日本を代表する山のひとつで、世界遺産にも登録されています。
そのため、多くの人々が富士山登頂に挑戦しますが、初めての方にとっては、どうしても不安があるものです。
そこで、2年連続で富士登山に行ってる私が、以下に登山初心者でもOKな富士山登頂のコツと注意点をご紹介します。
準備編
まず、登山前には必ず下記の準備を行ってください。
- 身体のコンディションを整える
- 登山に必要な装備を準備する
- 登山ルートや天気情報を確認する
身体のコンディションを整える
富士山は標高3776mあり、酸素量が低くなるため、身体の負担が大きい山といえます。
登山前には、睡眠をしっかりとることや、食事や水分補給をしっかりと行い、体力をつけるようにしましょう。
登山の1、2か月前から日常的に歩く事を心がけましょう。
体力をつけておかないと富士山当日がきつくなってしまいます。
おすすめなのは階段の上り下りです。
登山に必要な装備を準備する
富士山登頂には、登山靴やレインウェア、ヘッドライトなどの登山に必要な装備が必要です。
また、登山には体温調節が大切ですので、ウインドブレーカーや帽子なども準備しましょう。
登山用のリュック
- 長時間背負うので、できるだけ軽いものだと負担が減る
- サイドポケットがあるものを選べば財布やお水などを簡単に取り出せる
- チェストベルトがあれば左右の揺れを軽減させることができる
登山用の靴
- 靴擦れや足のケガに繋がるのでサイズに合ったものを選ぼう
- 山は天気の変動が激しいので防水の物が良い
- 足首が固定できるタイプがベスト
水分
高山病などの症状を予防するために、こまめな水分補給が必要です。
最低でも往復で4リットルの水分を持参することをおすすめします。
また、水分補給だけでなく、スポーツドリンクなどの栄養補助食品も持参することをおすすめします。
スポーツドリンクに含まれる電解質や糖分は、高山病や低血糖などの症状を予防するために役立ちます。
トレッキングポール
- トレッキングポールを使うことで、体重を支える負荷を軽減することができる
- 長時間背負うので、できるだけ軽いものだと負担が減る
- 傾斜のきつい場所などで歩行中のバランスを取ることができる
小銭
トイレを利用する際にお金が必要な場合があります。
富士山には両替機がないので事前に両替をするようにしましょう。
酸素カプセル
使用すると疲れが軽減されます。
場所はとるが軽いので荷物にはそこまでならない。
登山ルートや天気情報を確認する
登山ルートによって難易度が異なりますので、自分に合ったルートを選ぶことが大切です。
また、天候が悪化すると登山が危険になりますので、登山前に天気情報を確認することも忘れずに行いましょう。
登山編
登山に挑戦する際には、以下のコツや注意点を守って登山してください。
- ゆっくりと歩くこと
- 水分補給をしっかりと行うこと
- 過信せず、判断力を働かせること
- 他の登山者とのマナーを守ること
- 頂上付近の渋滞に注意すること
ゆっくりと歩くこと
富士山は高山ですので、急いで登ると体に負担がかかります。
ゆっくりと歩いて、呼吸に合わせて登山することが大切です。
水分補給をしっかりと行うこと
登山中は汗をかいたり、水分が不足しがちになります。
水分補給はこまめに行いましょう。
ただし、登山中はトイレがないため、水分の取りすぎには注意しましょう。
過信せず、判断力を働かせること
登山中は、周りの環境や自分自身の状態を常に注意しなければなりません。
また、自分に合ったペースや休憩のタイミングを見つけることも重要です。
過信して無理な登山をしてしまうと、危険な状況に陥る可能性がありますので、冷静な判断力を働かせることが大切です。
他の登山者とのマナーを守ること
富士山は、多くの登山者が訪れる山ですので、他の登山者とのマナーを守ることが重要です。
狭い道を通るときには、先に下りる登山者に譲るなど、相手に配慮することが必要です。
頂上付近の渋滞に注意すること
富士山の頂上付近では、多くの登山者が集まるため、混雑が発生します。
混雑時には、順番を守って待つことや、周りの状況に注意して、落石や転倒などに気をつけることが必要です。
下山編
- 下山にも時間をかけること
- ゴミは持ち帰ること
下山にも時間をかけること
下山時にも、急いで下ることは避けましょう。
急いで下山すると、転倒や滑落の危険が高まります。
ゆっくりと歩き、力を抜いて下山することが大切です。
ゴミは持ち帰ること
山の環境を守るためにも、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
特に、頂上周辺では、多くの登山者が集まるため、ゴミの放置は絶対に避けなければなりません。
富士山に登って分かった失敗
水分を持って行き過ぎた
本来なら、水分が足りなかった。もう少し飲み物を持って行くべきだった。
などの意見が出てくる所なんですが
事前の調べで飲み物が足りなくなるとわかっていました。
登山をする上で水分補給が大事になります。
1回目の登山の時には、水分約2ℓのペットボトル×4本
を持って行きました。
あまり荷物が多いとそれが返って負担になってしますので注意しましょう。
防寒対策の甘さ
富士山は高度がり、天気の変化も激しいです。
初めて登った方が口を揃えて富士山は寒かったと言うくらいです
また、私の場合汗をかいても着替えずにほったらかしてしましました。
汗が冷たくなって身体が冷えるという最悪な悪順案を生み出してしまったのです。
こまめな洋服の着替え、汗をかいたら拭くのも大事だと思いました。
知っておいた方がいい富士登山のリスク
高山病の恐れ
8合目に宿泊した際現に高山病になりかけました。
せっかく登ったのに高山病になって降りないと行けなくなる恐れがあるので
きちんと登り切るためにも最初はゆっくりのぼるようにしましょう
まとめ
以上が、登山初心者でもOKな富士山登頂のコツや注意点です。
富士山は、初めての登山にも挑戦しやすい山といえますが、十分な準備やマナーの守り方、そして冷静な判断力を持って挑戦することが、安全に登頂するためのポイントとなります。
山頂から見える景色は絶景です。
正直大変ではありますが、苦労して見えるその先は素晴らしいものだと言えます。
その為には、日頃から運動をして体力をつけ、正しい知識を付けることよって当日のトラブルを防ぐことが出来ます。